専有道場にはやはり門下生の名札(木札)が必要と考えています。道場に自分の名前がある、そして上を目指していこうという気持ちにもなるとと同時に、自分自身の存在が此処にあるということを示してくれるものです。木札は様々なところで製作・販売していますが、やはり一人一人の名前を心を込めて筆書きすることが肝要だと思い、全て自分で作ることとしました。
まず始めにホームセンターで木材等を購入し、木札のサイズ(150mm×50mm)にカットしてもらいました。名札であるため、しっかりとサンドペーパーで磨き、そしてクリアニスをすべての面で塗った上で乾燥です(下写真)。
木が乾燥したら、名前を1枚1枚筆で書いて行きます。文字が変にならないよう慎重に塗っていきます。まず1枚完成したら、木札を収める枠を作ります。今回は横から差し込むタイプにしました。キツすぎず、ユルすぎずに調整し、枠を先に完成させました。
名前を書くことができた後は、木札の色が白っぽいのでブラウンニスを上塗りしました。そして乾燥させて完成。前から使用しているような風合いの木札が完成しました。専有道場に早速掲げることに。今回は道院指導者である助士以上にしたのですが、横幅910mmのサイズでピッタリでした。
(2020.4.18)